You Only Live Once

【埼玉】の《歯科医師》。趣味である〈喫茶店〉、〈本〉、〈珈琲〉について情報を発信《☆YOLO☆》

『チーズはどこへ消えた?』 スペンサー・ジョンソン著

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男体山 山頂からの眺め)

 

 

こんにちわ!KENG(ケングー)です!

 

ブログの装飾を少し変えてみました。

 

今後、少しずつ手直しをしていきたいと思います☆

 

~『チーズはどこへ消えた?スペンサー・ジョンソン著~

 

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本日紹介する蔵書は、スペンサー・ジョンソンチーズはどこへ消えた?です。

 

スペンサー・ジョンソン氏は医学博士、心理学者であり、心臓ペースメーカーの開発にも携わるような高尚なドクターです。

 

1998年に同書がベストセラーになり、それは世界のトップ企業も研修テキストとして使用していたほど。

 

残念ながら、膵臓がんによる合併症で2017年7月3日に死去されてしまいました。

 

先月の衝撃的なニュースだったので、すぐ書籍を引っ張り出し、もう一度読み返したしだいです。

 

内容は3部構成になっているため、以下簡単ではありますが、紹介していきたいと思います。

 

~第一部~

 

この本は、ある数人の仲間が再開し、現在の仕事やプライベートでの不安や不満を仲間に打ち明ける場面からスタートします。

 

不安や不満を仲間達に打ち明けたことによって、落胆のムードが漂うのですが。

 

そんな中、ある一人が自分に変化をもたらした「ネズミと小人の物語」を仲間達に聞かせるのです。

 

この物語には「チーズ」というワードが頻繁に出てくるのですが、この物語の「チーズ」とは私たちが追い求める「シンボル」を表しています。

例えば、「地位」「名声」「恋人」「家族」、そして「金」「家」などです。

 

自分が追い求める「シンボル」「チーズ」と照らし合わせて内容を読んでいくと、物語を深く理解することができると思います。

 

 

~第二部~

 

この「ネズミと小人の物語」の主役はスカリースニッフとういう2匹のネズミヘムホーという2人の小人で、彼らはある日、大量のチーズがある場所を発見するのです。

 

その場所で暮らし始めるうちに、チーズがある毎日が当然だと思い始めます。

 

ところがある日、そのチーズが突然消えてしまうのです!

 

ネズミのスカリーとスニッフは、複雑な思考で分析する能力はないため、すぐまたチーズを探し出す旅にでます。

 

そして、単純な行動を繰り返し繰り返し行い、また大量のチーズを探しだします。

 

しかし、小人のヘムとホーは違いました。

 

2人はチーズが突然消えてなくなった現実を受け入れようとせず、わめき散らします。

 

そして、その複雑な頭脳で、チーズが何故なくなったのかを必死で分析しようとするのです。

 

チーズがもどってくるかもしれないと無駄な期待をかけ、現状分析に固執するのです。

 

何日かたったある日、小人のホーはヘムに新しいチーズを探し始めることを提案するが、頑としてヘムは動こうとしません。

 

「もしチーズがみつからなかったら、どうするんだ?」

 

この言葉にホーは悩むのです。

 

「もしチーズが見つからなかったら、飢え死にする。」

 

だが、ついにホーは立ち上がるのです。

 

「このまま待っていても、新しいチーズはこない。」

「新しいチーズを探しに行かなければならない!」

 

そしてホーは恐怖の中1人で新しいチーズを探しに行くのです。

 

数日後、ホーは前の場所よりもさらに大量のチーズが積まれた場所を見つけたのです。

 

そこは、2匹のネズミが先に辿り着いた場所でした。

 

~第三部~ 

 

そしてこの「ネズミと小人の物語」を聞いた仲間達は自分の過去を振り返り、自分はこの物語のどのキャラクターに当てはまるかを考えるのです。

 

今の自分に足りないもの、今後の人生に必要なことを、仲間達と一緒にディスカッションするのです。

 

 ~『チーズはどこへ消えた?』を読んで~

 

この本は2時間程度で読めてしまう、100ページもない本です。

 

最近流行りの自己啓発本ですね。

 

自己啓発本「作者の考え」「知識のひけらかし」などがある本も多く、マインドコントロールされがちになる傾向があります。

 

例えば、「財布は長財布じゃなきゃダメだ」、「一流のものに触れなければダメだ」、「結婚式の招待は断れ」とか (笑)

 

自己啓発本あるあるですが、ある程度の本を読んでくとこの手の本はだんだん飽きてくるんです。

 

過去に紹介した稲盛和夫さんは『生き方』という本以外にも、『考え方』や『働き方』という本を出版していますが、いずれの2冊も同じようなことが書いてあるため、正直読んでても退屈です。(同著者の本の同時購入はお勧めできません)

 

keng.hatenablog.jp

 

チーズはどこへ消えた?』は非常にシンプルにまとめられていながら、自己啓発本にありがちなエゴや知識のひけらかしがないため、読みやすく、客観的に自分を評価分析し、今後の人生に影響を与えさせることができる本だと感じました。

 

私も、過去の成功体験にしがみつき、なかなか前に一歩踏み出せない時期がありました。

 

むしろ今も、時々ためらうときがあります。

 

でも人間ってのは煩悩の塊です。

 

すべてを見通せる神様みたいな人じゃなきゃ、踏み出すことをためらわない人なんていないと思うんです。

 

でも、そこを一歩踏み出すことで、昨日より成長した自分を実感でき、人生を豊かに過ごせるんじゃないでしょうか。

 

この本に書いてあるように『目の前のチーズに満足せず、変化という恐怖に打ち勝つことで、人間性が成長し、新しいチーズを見つけることできる』この点については、私も非常に共感することができましたし、改めてこの本の良さを実感することができました。 

 

~まとめ~ 

 

この『チーズはどこへ消えた?』は、混沌とした現代社会や自分の人生に不安を抱く人達にぜひ読んでほしい1冊です。

 

きっと一つの光明が照らされ、新しいチーズを手に入れることができるのではないでしょうか。

 

値段も880円と安く、アマゾンであれば中古で50円で手に入れることもできます。安い!

 

私も、最初は図書館で読み、その後、中古で購入しました。

 

ぜひ読んでみてください!